デフバレーボール女子日本代表チームを応援していただいた皆様へ

デフバレー女子チームを応援していただいた皆様へ

この度デフリンピック日本選手団の決定により女子バレーボールチームは準決勝以降の試合を棄権する事となりました。
何とか準決勝に出場できないか、本部と交渉を重ねましたが、本部メディカルの非常事態と言う事で決定が覆る事はありませんでした。ブラジルに入ってから、ロングフライトの影響や時差調整でコンディションを取り戻すのに本当に苦労してきました。現地の練習では、このままではダメだと選手に厳しい言葉を何度もかけました。
それでも金メダルを取るために、選手は必死に食らいついて真摯に努力を重ね、やっとコンディションも上がり自分たちのバレーボールが世界に通用すると自信をつけた矢先の出来事で、選手を思うと、かけてあげられる言葉が見つかりません。

 準々決勝のアメリカ戦での爆発力は、他のどの国にも負けない素晴らしいパフォーマンスとチームワークでした。
出ている選手はもちろん、ベンチにいる選手、スタッフみんなで勝ち取った世界のベスト4はとても価値のある、次に繋がる素晴らしい結果です。

 結果として金メダルを取れなかった事は、監督である私の力不足であり、チーム一人一人は遠い国で本当に良く頑張りました。現場はもちろん、組織として二度とこのような思いを選手にさせないために何ができるのか、しっかりと検証し改善していく必要があります。選手はまた一回りも二回りも強くなって、次の大会では必ず金メダルを取ってくれると信じています。
最後に選手やスタッフのご家族や関係者の皆様、応援してくださった全ての皆様。このような不本意な形で5年間準備してきましたデフリンピックが終わってしまったことを心よりお詫び申し上げます。 

第24回夏季デフリンピックブラジル大会
バレーボール日本代表女子チーム 
監督 狩野美雪


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