公益財団法人川崎市スポーツ協会 専務理事 石川敏廣様インタビュー

本年川崎市等々力アリーナで開催される第17回ジャパンデフバレーボールカップ。
Vリーグや様々な国際大会が開催される等々力アリーナの使用許可、誘致活動にご尽力頂きました、
公益財団法人川崎市スポーツ協会の石川専務理事様にお話しを伺いました。

川崎市を障がい者スポーツのリーディングタウンに。

JDVA会長と専務【記者】
お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。
さて、早速でございますが、今回ジャパンデフバレーボールカップをここ等々力アリーナにて開催するに際し、その経緯を是非お聞かせください。

【石川専務】
川崎に川崎聾学校という小学校から高等部まで一貫教育の学校があります。そして、この学校のスポーツを川崎市や個人的にも応援していたんです。
私も小さいころからいろいろなスポーツをし、そして様々な大会や選手に携わってきましたがこの聾学校の生徒は皆礼儀正しく、そして心から楽しんでスポーツをしているのを目の当りにしていたのです。つまりはスポーツ選手の模範のような生徒ばかりなんです。
私は仕事として川崎市のスポーツに携わっています。
だからこそ、この障害がいがありながら全力でスポーツに取り組む姿を是非川崎市として全国に発信し、そのリーデイングタウンとして障がい者スポーツと健常者スポーツとの交流を進めたいと思ったのがきっかけです。

【記者】
なるほど、確かに障がい者スポーツイベントを数多く等々力アリーナで開催されてますね。

【石川専務】
そうですね。かなり多くのイベントを開催しています。でも、聴覚障がい者スポーツは初めて今回接したんです。きっかけは以前から川崎市内のバレー施設で活動されていたJDVAの理事とお会いする機会がありまして、その時初めて聴覚障がい者スポーツを知り、その抱える問題点や活動を聞いて、これは川崎市として絶対に協働しないといけないと思ったんですね。

スポーツを通じて障がい者と健常者の交流を図り、全国に情報発信することが川崎市の使命。

石川専務【記者】
そう言った意味では新たな試みだったわけですね?

【石川専務】
はい。しかも、川崎は羽田空港も近く、交通の便利がいいし、ここ等々力アリーナは国際大会も開催できるキャパシテイーもあります。障がいを乗り越えて健常者と同じ思いでスポーツする選手、そして健常者との交流こそが、川崎市の目的でもありますし、この情報を全国に発信するのが我々の使命と思っています。

【記者】
素晴らしい事ですね!全国の市政も是非続いてほしいですね。そして、お聞きしたところ平成31年までここ等々力アリーナでジャパンデフバレーボールカップ開催を予定しているとお聞きしましたが。

【石川専務】
はい。平成31年まで毎年この時期に会場を予約しています。今年も全国津々浦々より多くのチームが参加するとお聞きしてますが、ここ等々力アリーナ開催が定着したらもっと参加者も増えるでしょうし、テレビ局も新聞各社もデフバレーボールを取り上げてくれると思っています。

【記者】
やはり石川専務もデフバレーボール自体の発信が足りないとお考えでしょうか?

【石川専務】
正直そう思いますね。しかし、五体に障がいがあるわけではない故に健常者との見た目の差がないので、難しい発信とも思います。この点も川崎市は後援していきたいと思います。

【記者】
ありがとうございます。では最期になりますが、石川専務より一言メッセージをお願いします。

【石川専務】
全国から集まり、ここ川崎市でデフバレーボールを楽しむ。そんな環境作りを推進していきたいと川崎市は思っています。

障がいがあろうとなかろうと、親睦を深めて今後もジャパンデフバレーボールカップを成功させたいと思います。参加する選手には思い切り楽しんでください。

【記者】
石川専務、ありがとうございました。


[後記]
御年67歳の石川専務。幼少の頃より色々なスポーツを楽しみ、スポーツの素晴らしさ障がい者と健常者の交流こそが今の日本のスポーツ界に一番大切だと熱く語るお姿はとても還暦を過ぎたとは思えないほど活動的でした。
国際大会も開催できる等々力アリーナは予約すら困難な体育施設。
石川専務のように応援してくれる方々がいてこそ成り立っていると言っても過言ではないと思いました。我々も恩返しする意味でも思いっきりプレーをし、元気な姿を見せることが必要と感じました。

以上

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